30年前のドラマ。「思い出にかわるまで」
今井美樹演じる姉の婚約者は石田純一が演じた。結婚準備をして愛し合う2人。
今井美樹の妹は、石田純一をひそかに愛している。少しずつ少しずつ石田純一にその思いを伝えていく妹とは対照的に高みを目指し対等に付き合おうとする今井美樹。
あなたを愛してる良い奥さんになると妹は居心地の良さを素直に口にする。
婚約もしている、今井美樹を愛しているので妹の付け入る隙間などないと、20代の私はドラマを観ていた。
二人は愛し合ってるんだから!と…。しかし
魔がさすということがある。
石田純一はある夜、妹と関係をもってしまう。それから妹は変わる。
その一夜の関係を自信にかえていく。石田純一は事実が露呈することを恐れ苦悩するが、結局、今井美樹もその事実を知ることとなる。
謝る石田純一をどうしても許せない 今井美樹。
なぜ、妹なんだ?という思いと愛しあっいてるのに、どうして裏切ったの?という気持ち結果、石田純一は、姉役の今井美樹と別れ、妹と結婚し幸せに暮らすことになる。
題名通り「想い出にかわるまで」壮絶な愛憎劇だった。
50歳になった今、あのドラマを観たらすぐに妹の勝ちだとわかる。
男性は、 女性の美しさや、地位、能力をそれほど求めていない。
できる女よりも守りたい素直な女を探している。
だから、不倫相手は妻よりできる女、綺麗な女、頭の良い女となる。
家には守りたい女がいるからこそ、その選択になる。
もう一度、あのドラマを観て検証したいなぁ~と思う。